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苔の種類と生息場所

  • 執筆者の写真: くら
    くら
  • 1月7日
  • 読了時間: 3分



前回までのテラリウムの基本シリーズはこちらです:














白駒の池のホソバミズゴケ
白駒の池のホソバミズゴケ






















前回は苔の特徴について記事にしてみました。


植物は種子で増えるものと胞子で増えるものがあり

胞子で増えるのはシダ植物とコケ植物。

今回は「コケ植物」について深掘りしていきます。




古生代の進化


4.44億年前- 4.16億年前までに植物の陸上進出が始まり

最初に陸上に進出したのが維管束を持たないクックソニアという生物。


コケ植物シダ植物の共通の祖先と考えられています。


現在コケ植物は世界に2万種、日本には1700種あると言われています。

コケ植物の中には苔類(たいるい)、蘚類(せんるい)、ツノゴケ類の分類があり、姿形も様々です。


世界の約10%の種類のこけが日本に生息しているのは興味深いです。

長い歴史の中で定着して進化して増え続け湿気に満ちた日本の気候で苔は発展を遂げます。


※苔は江戸時代には「木毛」と呼ばれ

種子植物を含めて木の周りに生える小さな草花を総称して木毛と呼んでいました。

その後明治頃から植物についての研究が進み植物のグループは細分化されていきます。




苔の種類と生息場所


苔むした森や公園は全国にあります。

1700種類見つけるのは簡単ではありませんが

コツコツと観察を続ければ数十種類なら見つけられます。


どんなところにどんな苔が生えているのか、目星をつけて出かけてみましょう。


一重に苔と言っても、乾燥に強いもの、弱いもの、日陰を好むもの、

日光を好むもの、縦に伸びるタイプ、地面に這うタイプなど、種類によって様々、好む環境も様々です。


テラリウムでもよく使用される苔を街中で見つけられることもあります。

苔は自分に合う環境を見つければ、タフにやって行ける植物です。




原生林など森林で見られる苔


テラリウムで重宝される苔の多くは

自然の豊かな場所で見つけることができます。


ふわふわでモフモフ、テラリウムの主役ヒノキゴケ。

胞子のツノがゾワっとする可愛さのタマゴケ。

苔界の王様と呼ばれる大型のコウヤノマンネングサ、

お花のように可憐で女王と呼ばれるオオカサゴケ、

独自の存在で湿度を好み他苔とは別に管理されるミズゴケなど


おすすめスポット:白駒池




低地で見られる苔


深い森を離れて低地で繁殖する苔もいます。

低地では日光にさらされたり気温が上昇しすぎるリスクがありますが

乾燥にも高温にも強いタフな苔たちです。


日陰や半日陰のお寺や神社の庭、森林公園、時に街中で見つけられます。

乾燥に強く苔玉に使用されるハイゴケ、テラリウムにも苔玉にも使用可能

タフでオールマイティなホソバオキナゴケ、苔盆栽の定番エゾスナゴケ、

寺庭で美しいコスギゴケ、縦にのびながら張って広がる蔓性植物のようなコツボゴケなど。


おすすめスポット:報国寺





 
 
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